【コラム】Vol.42 芸術の秋〜美術館・ギャラリーへ行こう〜 後編

猫に関するあれやこれや

Vol.42 芸術の秋〜美術館・ギャラリーへ行こう〜 後編

今年は、例年にもまして、暑さがしつこく、夏が永遠に続くように思われましたが、ようやく秋が訪れてれるようです。美術館やギャラリーにも、のんびりと足を運べるようになりますね。
今月も、2019年10月号(通巻112号)の巻頭特集から抜粋して、猫の作品を扱うギャラリー・美術館をご案内しましょう。
ポストコロナということで、お出かけしやすい秋となりましたが、一方で、インフルエンザが流行っているとか、コロナウイルスにもエリス株が登場したとか、いろいろ耳に入ってまいります。お出かけの際は、どうぞ、十二分にご留意なさってくださいね。猫とも新聞からのおねがいです。

 

 

猫のギャラリー総まくり

 

● ギャラリーRooM

作家が作った小さなギャラリー

陶芸作家はら・かおりさん突然一念発起してオープンさせた、川越の小さなギャラリー。猫だけではなく、不思議な展示もありますし、はらさんのお顔の広さも手伝ってか、猫作家界のビッグネームが個展を開くことも。
こじんまりした、センスのよい空間は、はらさん手ずから大工仕事に手を染めて作り上げらたそうですので、その辺もじっくりとご堪能ください。

  • 埼玉県川越市新富町1-9-3, 2F
  • TEL:070-3544-6168
  • 営業時間:11:00〜17:00
  • 定休日:木曜日
  • http://galleryroom.site/


● 猫専門 またたび堂

仙台発 猫アート発進基地

杜の都・仙台の一番町に構える猫専門・またたび堂。雑貨販売をメインに、ワークショップスペースとギャラリーを備えた、猫アート専門店。お手頃価格の雑貨から一点モノのアート作品まで揃っています。猫アートに関する情報感度も高いと思います。
カフェコーナーでいただいたアイスコーヒーもおいしゅうございました。


● ギャラリーカフェ ジャローナ

カフェと画廊の好ましい融合

赤坂のど真ん中・赤坂駅から徒歩2分のジャローナは、都会の喧噪から離れた地下にあるギャラリーカフェ。ご自身も陶芸を手がけるご店主・竹村さんの「もっと身近にアートを感じてほしい」という思いから、ギャラリーとカフェが半々になっています。「作る情熱を持っている人は応援したくなるんです」。
竹村さんの猫好きもあって、猫展示多め。サクサク香ばしいワッフルは行ったらぜひ食べるべし!

  • 東京都港区赤坂2-6-22 B-102
  • TEL&FAX: 03-3587-6810
  • 営業時間:火~金12:00~19:00/土12:00~17:00
  • 定休日:日・月曜
  • http://www.jalona.jp


● 招き猫ミュージアム

招き猫数千点が一堂にずらり

「日本招猫倶楽部」の世話役を務める板東寛司・荒川千尋夫妻の個人コレクション数千点を展示する招き猫専門博物館。大正時代の瀬戸の洋館建築を思わせるレトロな建物に、招き猫がぎっしり。1階のアートホール(入場無料)では、現代作家による作品を展示販売。現代作家の創作招き猫ギャラリーとなっているスペース29では、絵付け体験のワークショップなども楽しめます。

  • 愛知県瀬戸市薬師町2番地
  • TEL:0561-21-0345
  • 開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:火曜日(祝日の場合は開館)・年末年始(12月29日〜1月4日)
  • 料金(2F 招き猫ミュージアム ) 大人300円/大学生・高校生200円/中学生以下無料※ 1F スペース29およびArt Hall は入場無料
  • アクセス:名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」より徒歩約8分(名古屋からの所要時間約50分)


● 招き猫美術館

天台宗の古刹から生まれた美術館

岡山県北東部の金山中腹にある招き猫美術館。天台宗金山寺境内で生まれた招き猫専門の美術館を母体としています。2014年には開館20周年を迎え、翌2015年には、別館も誕生しました。明治時代の招き猫からオリジナルの招き猫まで700点が常設展示され、猫に関するアート作品の企画展やワークショップも充実しています。

  • 岡山県岡山市北区金山寺865-1
  • TEL・FAX:086-228-3301
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:水曜日(お正月、祝日、お盆は開館)
  • 入館料: 一般600円/小・中学生300円
  • アクセス:JR岡山駅からのタクシー で約20分(小型車約3000円)


● 猫の家(湘南ねこ美術館)

手作り感が温かい個人美術館

今にも猫が出てきそうな雰囲気のある昭和30年代の民家をリフォームして、2007年4月にオープンした個人美術館。入り口の看板もオーナー館長である広瀬さんの手作りです。2階奥の部屋は1000冊の蔵書を持つ図書ルーム。1階では作家モノの猫グッズなどを展示販売しています。2017年に宮古島からやってきた白猫・マリンさんも出迎えてくれます。

  • 神奈川県三浦郡葉山町下山口1502
  • TEL:046-890-0454
  • 営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 定休日:火~金曜 料金:大人400円/シニア(65歳以上)350円/小・中学生300円
  • アクセス:JR逗子駅より京浜急行バス横須賀市民病院行き・長井行きなどで「葉山」下車徒歩2分


● まだまだあります!猫のギャラリー

※ショップ内ギャラリー併設展も掲載

記事協力 / 猫とも新聞
2023年9月22日更新

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